海外の医療機関の広告、許可範囲


@アメリカの医療機関の広告
「内容」
●州によって異なる。
※ペンシルバニア州では医業広告は自由化
●一般的には住所、医院名、歯科医師名、診療科目、医療設備などの表示がされている。
●治療費や治療成績、医師の出身校などの広告は基本的に禁止されている。
●第三者による客観的な評価(治療内容、コスト等)が市販されている。
『備考』
●他の医院との比較をすることは禁止されている。
●自ら治療成績を広告することも禁止されている。
●第三者に客観的な評価がされているが、患者が病院ランキングに頼るため、医療機関が商品と見られる危険性がある。

Aフランスの医療機関の広告
「内容」
●日本より厳しい内容。
●基本的に禁止されている。
●原則的には「職業倫理法典医師編」によって規制されている。
※禁止例:駅構内や車両内の「医師名入り病院広告」、卒業学名入り囲み広告
※論文発表や公衆衛生に関する記事の氏名入り掲載は可。
『備考』
●医療機関の情報の共有化が進んでないため、家庭から大学病院や公立病院へアクセスが適切に機能していないとされる。


Bドイツの医療機関の広告
「内容」
●基本的に広告は禁止されている。
●例外として許可もできるものもある。
●原則的には「ドイツ医師会の職業規則」によって規制されている。
※開業通知は新聞などは3回までできる(3週間以内)
『備考』
●賛成論
・広告によって情報を増やした方が、患者や病院を選択しやすいのではないか。
・広告規制のため管理コストが莫大であるため
●反対論
・誤った情報が流れる恐れがある。
・営利目的に走り、患者を混乱させるのではないか。

Cイギリスの医療機関の広告
「内容」
●「医師の倫理網領」によって規制されている
@頻繁な配布の禁止
Aコマーシャルまがいの広告禁止
B「指針」からのはみ出し禁止
『備考』
●医療に関して特に、自分のためや、家族のためにと医療を求める人たちは説得力のある話に乗りやすいとされ、広告の規制を緩和すると医療に対する信頼を損ねるのではないかという批判が強い。



健康向上委員会