質問:唾液の働きは何ですか?

回答
唾液の働き
消化を助ける:アミラーゼ、リパーゼという消化酵素、胃への負担軽減
抗菌作用:動物は傷をなめて治します。リゾチーム、ラクトフェリン、分泌型免疫グロブリンなど、お口の中の環境に合わない病原体が侵入するとこれを除外する働きをしています。
抗癌作用:酵素ラクトペルオキシターゼ
再石灰化作用:カルシウムにより食べかすが発する酸によって溶かされたエナメル質を修復します。

噛めば噛むほど唾液を作る唾液腺という組織が咀嚼筋(物を食べるのに必要な顎の筋肉)を刺激し、唾液が出て口の中の自浄作用を促進します。
良く噛むことで唾液に食品の成分がとけて味がわかります。そのため味覚、触覚が発達します。逆を言えば噛まなければ味はわりません。現代はあまり噛まなくても良い食品が多く、それを好んで食べている人は味覚が衰えてきます。そのため味の薄いものはおいしくないと感じるため、味の濃いものを好むようになります。そうなるとますます味覚障害となります。
また、良く噛むと口周りの筋肉がしっかりして言葉がはっきりするようになり、噛むことによる刺激が脳に伝わり脳の動きも活発になります。
成長発育期の子供たちにとってゆっくり良くかんで食べることは、歯並びに影響する顎の発育と共に身体の全てに影響する大切なことです。