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質問:白い詰め物の中に環境ホルモンが入っているという噂がありますが本当ですか?

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回答
環境ホルモンは、体内のホルモン受容体に結合し、体内の機能を撹乱させる化学物質です。環境ホルモンは体内に取り込まれると、多くは女性ホルモンと同じような働きをし、動物実験では、オスがメス化するなど性器や性行動に影響を与えることが確認されています。世界中で報告されている動物の生殖器の異常や、人間でも精子減少や女性の乳がんとの関係などが疑われています。

ポリカーボネート製のプラスチックを製造する際のモノマーや、エポキシ樹脂の原料として利用されているビスフェノールAが環境ホルモンとして疑われております。
歯科では、義歯や詰め物などに使用するレジン(プラスチック)に環境ホルモンが含まれているのではないかと問題になったことがありますが、歯科材料社では、現在使用されている歯科用レジンにはビスフェノールAは用いられていないと発表されております。
歯科材料は年々改良され、性質向上しております。
以前歯の詰め物の主流であったアマルガムも、水銀が含まれるということで、現在はほとんど使用されておりません。
しかし、環境ホルモンとは別にレジンに対するアレルギーをお持ちの方がおられますので、何か症状が出たらご相談ください。

日米欧の政府機関で定めたビスフェノールAの許容摂取量は 0.05mg/kg /日×体重
もし、ビスフェノールAが歯科用レジンに含まれていた場合、コンポジットレジンを0.5g充填(1本の虫歯を充填するのに約0.1~0.2g)したとすると、最高で1mgのビスフェノールAが溶け出す可能性が考えられます。
ビスフェノールA混入の缶入り飲料の場合には、ひと缶(約200ml)を飲んだとすると、コーヒーでは22mg、烏龍茶では1.6mg摂取することになります。これらの値は、コンポジットレジン0.5gを充填したときの最高値1mgと比べて、コーヒーは22倍、烏龍茶は1.6倍です。

タグ:質問と回答(審美編) 質問と回答(虫歯編)

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